ペプシの珍味マーケティング

珍味ペプシの新作。
今度は「あずき」だそうで。

必死に味をクチの中で想像してみたんですが、
全然ピンときません。
怖すぎます。でも多分、発売したらとりあえず買うw


しかしいつからこの路線なのか、ペプシというかサントリー
振り返ってみると、

06年6月
ペプシレッド (スパイス風味)

06年12月
ペプシゴールド (ジンジャー風味)

08年6月
ペプシブルーハワイ (ブルーハワイ風味)

08年10月
ペプシホワイト (ヨーグルト風味)

まあここらへんまでは、ケミカル感満載ではあるものの、
「風味」をテーマにしているので、
テイスト的にはそこまで抵抗はなかったのですが、
ここから先は「素材」時代に突入し、リアル系になっていきます。

09年6月
ペプシしそ

うん、かなりやばい。
どういう社内会議になっているのかすごく興味深いです。
多分、すげー楽しいんだろうなあ・・・w
山のように出たであろうボツ案が気になります、というか怖いです。
ゴーヤとか、カレーとか、チョコとか、絶対出てるはず。


あ、忘れてたけどブルーハワイより先にこれが。
07年6月
ペプシキューカンバー

・・・


こうしてみると年に2回、彼らは変化球を市場に投入しているわけで、かなり定番行事として広く認知されている気がします。「次なに来るの?!」という期待感も、一部の属性にはある気がしますし。お茶漬けにしてみた、みたいな魔味系レシピにトライするツワモノも巻き起こったり。

市場投入のメリットは、
・抜群の差別性で、広告なしでもクチコミで広がる。
ペプシブランドのイメージを、「何か面白いことやらかす」感じに出来る。

でもそんなことより、
・ケミカルなイメージが増幅、本線のコーラにも悪影響
っていう方が懸念すべきだと個人的には思いますが。


かたやコカコーラが珍味を出すとこう。
09年6月
コカコーラプラスカテキン

これもかなりビミョーな味でしたが、
デザインがちゃんと考えられた感じがしてたり、
カテキンっていう体によい成分を押してたり、
なんか、お高く収まっている印象w
ペプシの方が、振り切れてて好きです、個人的には。


しかし、じゃあコーラってナンなんだっていうと、
あれも元は薬品のソーダ割りですからねえ・・・
コカコーラ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%AB%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%A9
ペプシコーラ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%97%E3%82%B7%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%A9


非常に差別化が難しいコーラ市場において、
ナックル級の変化球をコカコーラに向かって投げるペプシ
賛否両論あるとは思いますが、
ここまで来たらずっとやってほしいよね。
それこそ罰ゲームに使えるくらいなのも今後は是非w

あずき、期待しましょう。