意味のないことのほうが、楽しい。



 「matt adams apple」というユニークなどっきりイベントをするグループが、陰鬱なニューヨークの地下鉄のラッシュアワーにぶち込んだ、ゲリラなしかけ。案外、みんなやってくれるもので、笑顔がステキ。何のためになるのかとか、目的はなんなのかとか、そんなの楽しければいいじゃん!っていうノリと、秀逸なアイデアがいい感じ。

 
 あと、地下鉄つながりではこんなのも↓



 この仕掛けで、通常より66%くらい多くの人が階段を利用したそうで。これはどっかの行動学の研究者がやった実験@ストックホルム。確かにこれは階段で上るよな。間違いなく自分はそうする。


 人が「絶対やっちゃう」っていうものとか仕掛けって、いざ作りあがったものを観るとたいしたことに見えないのですけど、だからこそ思いつかなかったりする。これらのアイデアもそうですよね。案外キーワードは、「金儲けとか、そういう邪念を持ってはいけない」ってことかもね。無償のエンターテイメントを、ってか。