能動的MVと児玉裕一


 能動的三分間、かっこいいね。亀田誠治さんのベースラインが鬼だね。コーラスもよいよい。椎名林檎はユニットと個人の使い分けが割と上手くいっているアーティストだと思うし、コンセプチュアルな人だと思うんですよ。どうしたいのか、どんな感じの世界観を繰り広げたいのかがはっきりしているというか。彼女はギブスとか歌ってたときからコンセプチュアルだったし、音楽として音だけ聴くよりも椎名林檎と世の中の接点全てに意識が割かれている感じから、ファンがついているとも思うんですよね。マーケターの資質があると見える。能動的三分間の歌詞も、即席めんって言ってるし、これで作れってか?みたいな。本人も、もはや佇まいに貫禄出てきたしね。



 このMVの映像ディレクションが、児玉裕一氏。他にもいろいろやってますよ↓



 しかし怒涛名曲。「心さえ乾いてなければ どんな景色も宝石に変わる」とか、沁みます。森本千絵さんと協働作品。



 なんやかんやいってPerfumeはかっこいいんだよ。曲が。中田ヤスタカ。バスドラ。



 ヴィダルとタイアップしたやつ。安室ちゃんもコンセプチュアルな人だと思う。アイコン化してる。


 とまあ、タイアップとか広告クリエーターと協働とか、そういうのが多いんですね。児玉さんは広告会社に勤めていた時期もあった方なので、その筋からの仕事が多いのかもしれません。まあいずれにしてもかっこいいし、こうやって並べてみると作風があるよね。ありそうでないシュールな空間を不思議なモーションスピードで切り抜く、というか。


 ってかこれも児玉さんだったね。


 動画で引っ張り出すとヘンな感じがするなあユニクロック。やっぱこれはブログパーツとしてみるのがかっこいい。でもやっぱ作風通ずる感じ。いずれにしても個人的にも世間的にもいま一番熱い映像ディレクターの1人だと思うんだよね、児玉裕一氏。



 というわけで、児玉さんとお仕事したいなあっていう話でした笑 あとは「スポーツ」早く聞きたいです東京事変