生まれたてのアイデアは、しっかり保護してあげないと死んでしまう。
今年に入ってからモレスキンを使い始めました。大と小1冊ずつ。去年まではロルバーンユーザーでずっとやってきたんですが、あのリングの部分が案外ちゃちくて外れたりもげたりするのがイヤだったので。モレスキンもあまりにチヤホヤされているノートなので、乗っかるのが癪だったんですけどねw
でかい方には、なんでも思いついたことを思いついた瞬間に書きます。チケットを張り付けたり、お店の名刺を張り付けたり、あと図とか絵とか、もうなんでも。人にはお見せできません笑 んで、しばらおいといて、一週間に一度くらい、その週に自分が何に興味を持ったのか思いだすためにざーっと見直す。メモは読み返して初めて意味を持つとはよく言ったもんで、そういう意味ではいいお金はたいてモレスキンを買うことは、メモ癖、レビュー癖を沈着させるという意味で、自分にとってはプラスに働いているように思います。
んでもって、その中でも特に面白いこと、今後なにかのアイデアの種になりそうなものを小さいノートに書き写す。その金言ノートをいつも持ち歩いて、アイデアに行き詰ったときにパラパラ見直すことで、 アブダクションが誘発できたらなあなんて、考えております。エバーノートとも併用してるんですが、最近その併用が混乱を招いているような気がして。。。w 双方よしあしあると思うので、うまい使い分けを模索しております。
モレスキンノート術は下の本のほぼ100%受け売りです。偶然やひらめきやカオスを、ある自分のセオリーの中に組み込むっていうのは、実はすごい高度なことだと思います。不確実性をデザインする、予定下に置く仕組み。さすが博報堂ケトルのヘッドです。
- 作者: 嶋浩一郎
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2007/02/25
- メディア: 新書
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