鋼鉄の跳馬!

 ついに買っちゃいました!



 E.B.S FLOAT700 SINGLEモデルです。http://www.ebscycle.com/ 
 いわゆるピストですが、フリーギアにしました。固定ギア(ペダルとタイヤ駆動が完全連動し、逆回転に空回りしないやつ)はなれないとおっかないので・・・ ただシングルかつフリーギアだと、上り坂では結構しんどい、Mの人向けの一台になるそうなのですが、まあそれは載っていきながら途中でカスタムも出来るのでいいとしましょう。固定ギアだと一旦タイヤが回りだすとペダルまで慣性で押し上げられるので、漕ぐ力自体が少なくてもOKっていう理屈。


 まあめんどくさい話はいいとして。購入したお店が新富町だったので、初ライドでいきなり目黒まで漕いで帰らなくてはならなかったのです。結構ひやひや。ロードバイク自体にあんまりなれていなかったので、ちょっと怖かったね。ただやっぱり今までの自転車より全然進むし、気持ちよかです。やっぱり「慣れないといきなりは出来ないこと」っていうのを日常的に経験することは大事なことだね。最近は、カンタンで誰でもわかってクイックなものが身の回りにどんどん増えていっているし、そうじゃないとサービスとして受け入れられなくなったりする。でも、「ちょっと習熟しないとできません」っていうものって、その向こう側には楽しさとか喜びがあるし、その習熟の体験が、思い出やいいイメージに繋がったりする。スマホのタッチパネルの技術者の話や、マリオの対岸までBダッシュしてギリギリ届くっていうあのギリギリ感を設計した人の話とか、ちょっと思い出しました。最初はちょっと難しいインターフェースのほうが、結果として使いこなすと気持ちよくて戻れなくなると。


 身体性ってこういうことか!身体性があったほうが、濃い体験になる。自転車に乗って目黒に帰る中、思ったことでした。


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本日の一曲:


Fried Pride / Close to you

 ギタージャズユニットのフライドプライドによるClose to youのカバー。ギターが大変なことになっているのはいつものことなんですけど、かっこよいですね。音程楽器1本でここまでのサウンドを出せるのかアと思うと、一周回ってげんなりするよねw 一十三十一塩谷哲・大儀見元のトリオライブの音源も持ってるけど、これも同じような萎えを塩谷さんのピアノから感じたよ。人数が少ないって、ほんと鍛えられるよね。自分もやります。