Cadillac Records

タイ風一家って変換されました。
なかなかいいセンスしてると思います。
晴れ方がいよいよ秋本番って感じですね。
朝が寒い。

で、観てきました、キャデラックレコード

アメリカでブルースがいかに花開き、どうやって”歴史”が動いたか、というノンフィクション。第二次対戦直後、ポーランド移民のレナード・チェスが設立したレーベル「チェスレコード」を中心に、マディ・ウォーターズリトル・ウォルターチャック・ベリーハウリン・ウルフエタ・ジェイムズといった、【ロックの殿堂】入りを果たしている伝説のアーティストたちの栄枯盛衰のお話。

ミュージックディレクターがスティーヴ・ジョーダン。製作総指揮がビヨンセ・ノウルズ。っていうことで、音楽が本気です。音楽がテーマの映画だからこそ、ここまでこだわってくれて大満足。


本編は、ドリームガールズとかレイとかと似たカット回しでしたけど、やはり時代を変えた舞台に上がっていた彼らの日常は、狂っていたんだろうなあと。ミュージシャンはどうも、破滅的な一面があるのは仕方ないんでしょうかね。この作品に出てくるミュージシャンたちは皆、時代を突っ走ってしまった方ばかり。でもこうやって死んだ後も語り継がれる彼ら。こうやって今の音楽を楽しんでいられるのも、彼らの功績あってのことですし。

キャストは、「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディ、「007 カジノロワイヤル」のジェフリー・ライト、そしてビヨンセと、シブ豪華って感じでしょうか笑 皆さん静かなる実力派といった感じで、安定感があって音楽に集中できました笑

音楽を知ることで、アメリカ近代史はだいぶ見えてくると個人的には思います。この映画でもチェスレコードはじめ、当時のミュージックシーンの最前線にいた人たちがいかに人種に対して偏見がなかったか、反面その中でいかに苦悩していたかが描かれています。いやー、もっとアメリカについて知らないといけないですね。


恵比寿ガーデンプレイスで見たんですけど、今日までなんですw ギリギリでもいける人は是非。



キャスト
エイドリアン・ブロディ
ジェフリー・ライト
ビヨンセ
コロンバス・ショート
モス・デフ
エマヌエル・シュリーキー
セドリック・ジ・エンターテイナー
ガブリエル・ユニオン
イーモン・ウォーカー
タミー・ブランチャード