Design Tide Tokyo


行ってきましたよデザインタイド。中々の盛況ぶりでした。


ただ、まず、何よりも、
導線設計が悪すぎる××
もうそれに尽きます。


 写真の通り、谷尻誠氏による雲のモチーフによってパーティションが形作られていて、雲間に展示スペースが設置されている感じなんですけど、ちょっと迷路っぽくしすぎたせいか、何しろ人が詰まる。それに順路がないため、人の流れがかちあう。結構プレゼンターが、多分美大時代の友人みたいなそんなノリの人とだべってて通路をふさいじゃったりしていて、気持ちは分かるが、ホント最悪でした。雲のモチーフも思ったよりちゃっちくて、学園祭っぽかったし。展示物も、あまり目ウロコなものはなかったように思います。

 反面教師的に、空間設計とか、導線設計の難しさを感じたデザイン展。


 話変わるけど、群集導線って興味あるんですよね。流体力学者の祖父は、翼の揚力と、血管内の腫瘍による血流の変化とを学会で発表したそうなんですけど、流体は面白そうだよね。って、絶対研究とかそういうレベルではやりたくないけど。カオス難しいらしい。でも人間の導線には興味があります。心理学とかもひっかかってきそうですし。満員電車の乗り降りとか、駅構内とか、繁盛しているテーマパークとか、そういうものを完璧な導線設計でデザインプロデュースするプロの方とかっているのかしらね。興味深い。


 さて、帰ろうかね。すっごい寒いけど。。。