たまにはCMでも。

 広告屋さんなのに全然広告のことを取り上げないとつっこまれてしまったので、最近気になったのでも取り上げて見ましょうか。


松屋史上最高のタレ】



 食べもののCMの正攻法をこれでもか!っていうくらいに愚直にやってる感じなんですが、確かに食べたくなった。これはなんだろうか。まず値下げっていう間違いないベネフィットをちゃんと伝えているっていうのはあるのだけど、それ以上に、単純に牛丼の映りがうまそうなんだよなあ。タレに着目しつつ、「史上最高」っていうことで、何か日々試行錯誤を繰り返しながら実はちょっとずつ旨くなってんのよ感を出してるのがね、いいんだと思う。タレかー。まあ確かにタレで牛丼選ぶって、ちょっと通っぽい感じしますもんねえ。


 表現手法としての新しさはなくとも、間違いなく、「だってうまそうじゃん!」みたいなのを作れる広告は強いと思うし、本来の広告としての機能を果たしていると思いました。松屋いかなきゃ。


 あとはコレね、【BOSS 食後の余韻】



 この回りくどさがステキすぎる。いつから「面白CMの重鎮」になったんだ、北大路欣也。顔が、厳しすぎるでしょう。。。CMが面白くたって商品覚えてなきゃしょーがないでしょ!とかよく言われますが、BOSSほどしつこくしつこくやっていくと、「CMが面白いからこれはBOSSのCMだろう」っていう、本来の懸念を逆の循環で払拭できちゃってる気がする。昔のやつも好きだったねえ、おもろくて。


 


 当時は気づかなかったけど、死んじゃうオッサンが松尾スズキだった笑





 佐竹この役回り、うけていいのか笑  クリントンのやつとかも好きだったわ。




 というわけで、CMとの戯れおしまい!一般ピーポー目線で好きなCMって、やっぱり「おもろいCM」なんだよね。じゃあ、いいCMってなにかっていうと、必ずしもそのCM自体が面白いとか感動したとか、そういった評価を得る必要はなくて、その商品自体がしっかり主役になって、ほしいを作れればいいと思う。そこが難しいんだけど。。。まあ、面白いのがいいよね、やっぱり。