出来ないことにしか興味がないとな


 日曜日。人生初収録観覧@渋谷NHK

 


 箭内道彦田中麗奈と、川上未映子と。内容は口止めされているゆえオンエアまでお話できませんのですが、田中さんは顔が小さくてひたすらに細い。川上さんは、なんでしょうねあれは。生きるオーラが強いというか、自分勝手というか、ああこれはほめ言葉でいっているのですが、後は、妖艶。艶なることばが当てはまる人を間近でみたのは初めてだったかもしれないのですが、なんでしょうか、あの不完全で危うげな感じは。肉は腐りかけが一番旨いとかいいますけど。あ、腐りかけとかそういうことではなくて、うーん旨い言葉が見当たりませんね、自分の語彙には無かったオーラだったので、川上さん。田中さんは鉄壁!な感じで、それはまあキレイではあるのでしょうが、惹きはきっと川上さんの方が格段に上。って好みを言っているだけのつもりはないのですが。


 しかし、モノづくりは大変だ。カメラがたくさん、アシスタントもたくさん、休憩時間にはメイクさんがまるで消防でもするかのようにささーーっと顔を治し、あの時間との戦い感。ライブっぽかった。今の仕事ってそういうの無いから、ちょっとジェラシイ。痺れるような即時性と、今だ!っていう感じは、スポーツか音楽かイベントか、それって独特のにおいがそこにはあって、オレは大好き。失敗しそうなスレスレのことのほうが、好きなのかもしれない。変態。


 自分は果たして写りこんでしまっているのでしょうか、って絶対客席にカメラ振ったら写ってるに決まってるんだけど。あーもっと寝足りてる顔で行きたかったよトップランナー