さようなら二年目

 早かったなあとただただ思うこの一年間で、全くもって何を成し遂げたかといわれると甚だ疑問なわけで、そんなまま3年目にまたがっていくのも聊か気持ちが悪いので羅列整理をしてみましょうか。


 一人暮らしとか、私服出社とか、そういう個人的な環境の変化もまああるけど、仕事的には。炭酸飲料とケータイ電話とビスケットと消炎鎮痛剤とデジタル一眼と家電とビジネスプラン立案とワクチンと、いろいろ詳しくなったけど、ひとつひとつが浅かった。世の中に結実したものも少ないし、チームの中での自分の貢献度なんて微々たるものだったし。遠慮があったのでしょうね。もっとぶっ壊していけばよかったものを。一年目はほぼクルマだけだったんだから、もっとこの状況を楽しみたいよね!ありがたみをすぐに馴れで忘れるという、かなり厄介で恩知らずな習性が自分にはあって、そのせいで過去何人もの人に不義理をかまして断絶して縁もあるわけで、ホントそういうのはよくない。あらたむるべし。


 3年目のテーマは、先手必勝。やったほうがいい!と思ったことは、周りの顔をうかがうことなくやってしまおう、怒られるのならあとでいくらでも怒られればよいし、もし納得いかなかったら食ってかかってしまえばよし。そういう血の気を大事にしよう。血の気!大事!