好転ストーリーの作り方

　あえてストレスを与えて、それをクリアにすることによって好転体験をさせるっていうのはあるよな。うまく好転してあげないと反感買うだけで終わるというリスクはあるけど。

　アルゼンチンには、友達にプレゼントやメッセージカードを贈る「友達の日」なるものがあるらしいです。それが単純に興味深いという話もあるんですけど、その日にあててコカコーラがやった自動販売機キャンペーンがこれ。「Maquina de la Amistad」、直訳すると「絆（＝Amistad）の機械（＝Maquina）」ってわけ。仕組みはいたってシンプルで、誰かと協力しないとお金が入れられないくらい投入口が高くなった自動販売機というわけです。友達と協力して購入した暁には、友達の分まで一人分の金額で出てきます！ここがミソやね。

　あとは買っている姿といい、巨大自動販売機といい、目を惹きまくるので、その場で友達成立なんて展開も。これ、駅らしいんですけど、他人同士の協力プレイも生まれて、すごく素敵ですよね。コカコーラはこういうのが本当に上手い。いいキャンペーンだと思います。あえての障害を、友情の再確認とコーラ２本！というハッピーに好転させる。こういうのやりたいですね。

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本日の一枚：

Best of the Monkees

　なんとなくDaydream Believerな気持ちだったので聴いてみました。なんか懐かしい。