"結ぶ”とアニミズム
理屈ぬきにかわいくてかっこいいと思ったので思わずメモ。
札幌出身・在住のアーティスト、前田麦氏が展開する「RIBBONESIA」という作品。色とりどりのリボンを動物を模した形に結び、見る人に生命感を与えるものになっている。豊かな自然環境に囲まれた札幌の地にこだわり、近年野生動植物を モチーフとした作品を多く発表している前田氏の最新の作品。
いろいろいます。
なんとなくアシカ。
なんとなくパンダ。
贈り物にももちろん。
ちょっとオシャレに。
リボン特有の「結ぶ」っていう行為に改めて注目させてくれた作品でした。結ぶ、って特徴的ですよね。結婚・結束・団結など、人と人との絆みたいなものをそこに感じる行為だと思います。一方でそれは同時に「縛って」もいるわけで、人のエニシとは禍福愛憎表裏一体なものであるとなどと思ってもみる。ただその「結ぶ」行為を通じてリボンに生命を宿らせるっていうのは、非常になにかこう、象徴的というかむしろ自然な発想な気がして、ステキやなあと感じました。まあ理屈ぬきでかわいいのでそれでよいのです。なんて。折り紙の「折る」っていう行為よりも、なんか個人的にはいいなって見えます。
RIBBONESIA
www.ribbonesia.com
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本日の一枚:
- アーティスト: Jazztronik,Arvin Homa Aya
- 出版社/メーカー: flower records
- 発売日: 2003/04/02
- メディア: CD
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夏の雨が似合う。涼やかーな感じで、スラスラと。