世界は広いぜよシリーズ1


 私事ではありますが、9月の下旬にアメリカに研修に行くことになりまして。NYとサンフランシスコ。何よりも語学再建しないとまったく持ってもったいないのでそこは可能な限り頑張るとして、研修なのでしっかり学んで帰ってこなくてはいけない。この不景気の折、会社の金で一流の会社をぐるぐるめぐれるので。なので、RSSリーダー越しに何となく入ってくる海外広告事例(広告だけじゃないね、コミュニケーション全般だね)を勉強していくとしよう、特に訪問先企業の事例を。


〜行くとこリスト〜
 4A's (米広告業協会)
 TIME Inc. (雑誌社)
 McGarry Bowen (総合広告会社)
 360i (デジタルエージェンシー)
 MOTHER (CRエージェンシー)
 Martin Agency (総合広告会社)
 Saatchi & Saatchi S (環境エージェンシー)
 twitter (SNS

 ってJAAAの旅程表から抜粋してるんですけど、このカッコ内の和訳解釈もそもそも疑ってかかったほうがいいでしょうね。エージェンシーっていう単語はどんどん形骸化しているし、使っている人によって認識が異なる。特に日本とアメリカでは全然ビジネスモデルがこの業界違うから、そこらへんも前提知識として勉強していないと、的外れの質問とか向こうの人にしかねないので。


 とかいって、上の会社さんとは関係ない事例を紹介するんですけど笑



 イギリス警視庁による、ナイフ犯罪防止キャンペーン。Youtube上にリンクを張って動画を次々見てもらうことで、視聴者にストーリーの分岐を選択させ、異なるエンディングを体験してもらう仕組み。アイデア自体は結構思いつきやすいと思うのですけど、このアイデアを犯罪防止啓蒙に使ったところがこのキャンペーンのビッグアイデアかと思います。その人の意志や行動に拠るところが多い事柄を内面から動かすのは、上から一方的に「ダメ!」っていうだけではなかなか動いてくれない。どうやって視聴者が能動的にコミットするスキをコンテンツに内含するかってカギかと思います。あとはイギリス警視庁も頭やらかいなあとそこにも関心。お役所なのにこのような仕組み自体から少し斬新なものを採用できる国ってクールだと思いますよほんと・・・w


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本日の一枚:

Collection of His Greatest Hits

Collection of His Greatest Hits

 こう暑いと音楽だけでも涼しげなのが聴きたいということで。キャラ違いだろうがなんだろうが、このCDが初めて自腹で買ったCDのうちの一つですw