鳥皮せんべいとカナブン


 実家に帰っております。なんか知らないけどあった鳥皮せんべい。




 努努(ゆめゆめ)鶏っていう福岡市の銘柄らしく、冷たいまま食べると。なんなら冷凍状態でもいけますみたいなこと書いてあったのですけど、まあそのまま冷え冷えで食いました。うまし。実家の庭はいよいよますます鬱蒼と木々生い茂り、ボタニカルな感じでございましたが、母はカナブンと目下格闘中らしい。幼虫が草花の根を食い散らかしてもとからだめにするんだとさ。厄介ですね。昔茨城に住んでいたときにカバの木かなんかをカミキリムシに一本倒されたのを思い出す。ゴマダラカミキリね。結構えぐい。


 実家に帰ったのは、ライブに向けてピアノ鍵で個人練するためでございました。これからやるんですけど。思わずバガボンド読み始めちゃいまして、これだから全巻コンプリートは危険だ。しかしワンピースもバガボンドスラムダンクドラゴンボールも、まあほかにもいろいろ漫画はあるけど、男の子が好きなのはやっぱりなんかしかの「戦い」なんだな。「恋愛」っていうジャンルも双璧であるのかもしれへんけど、そっちはどっちかっていうと女子フィールドだものね。なんで男の子って戦いが好きなんだろうか。本能?スポーツが果たす役割として、殺しあわずに相手との勝敗を決する機構としてオスの本能にこたえておるっていう説をどっかで読んだことがあるけど、それは確かにあると思うのよね。そう考えると、本当に平和とか、争いごとのない社会って、争う心自体を消し去ることではなく、傷つけあわずに心おきなく「争いごと」をできる機構を考え出すことだと思うのね。スカイクロラで少年たちは永遠にループし続ける人生の中で大人たちの娯楽のためにずーっと戦争をさせられてるんだけど、なんかそれを思い出しました。人は、なんか争いたいものである、目的の有無如何にかかわらず。


 なんか全然まとまりない文章を書いてしましたが、僕は本能から遠いマインドなのかなんなのか、争うのめんどいと思ってしまいますけど・・・wこういうめんどくさい、怖いマインドを、争いごとを擬似的に客体として見てすっきりしたくて、そういう漫画読んだりスポーツ観戦するのかもしれん。でもスポーツ観戦は好きじゃないw 自分でやればいいのにとか、どうして直接関係のない人間同士の勝ち負けにそんなに感情移入できるの??とか、どっかで本気で思っている節が。嫌な奴だねw だから自分の場合はあくまでの主体としての自分がまずありき、そこへの鼓舞の意味での「争いごと」垣間見なのかもしれない。というわけでなにか横浜ベイスターズの試合結果が気になる自分も、感情移入は全くしていないわけで、そう考えると逆にますます不思議なのかもね。


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本日の一枚:


ライヴ・アット・ザ・ニューモーニング、パリ

ライヴ・アット・ザ・ニューモーニング、パリ


 初めて聞いたときは結構あがった一枚。プリンスのバックバンドのキーボードとかやってた人ですね。モーションブルーにライブ見に行ったけど、あの細かいパラディドルのパッセージの上でメインボーカルとるとか、もはや曲芸。カバーバンドやったけど、鍵盤のみでいっぱいいっぱいでしたとさ。