空港シズルの行方


 個人的には、成田空港にはリムジンバスで行く派(家族旅行の影響が大きい)なので、NEXだなんだといわれてもよくわからないのですけど。楽だしね。たまプラに住んでたときなんか駅前から出てたし。なので、あの、だんだん田舎になっていって突然ゲートが現れて空港着いた感じが、結構個人的には海外旅行シズルの一部になっている気がする。きたきたー!って。



 羽田空港国際ターミナルオープンで、成田空港さんの危機感はお察ししますよ。上に書いたみたいな変なシズルってマジョリティじゃないし、そりゃ近い方が便利だろうし。で、成田イイゼ!ってことで作ったのがこのCMなんだと思うけど、うーん、俺ならこうはしないなあ。だってこのフォーマットは羽田国際線増便!っていうメッセージでもそのまんま当てはまっちゃうし、なんなら航空会社でも全然当てはまる。成田じゃないといかんということを仮に作るとするなら、俺なら、成田までのちょっと遠い道のりから心躍る、みたいなやり方で行くかなあ。あるいは空港内の施設とかサービスをもっとフィーチャーするとかね。「空港での出会い・別れ」は普遍性があってとっても美しいと思うけど、こんな情緒的なことするためにわざわざCM打ったんじゃないでしょう、成田空港さん?


 しかしまだまだ羽田も便数は少ないし、当面は成田がやっぱり国際線の主要空港であるんだと思うけど、空港も大変やね。こういう半分公的サービスみたいな業態はすごくややこしい。


 というわけで今回もリムジンバスで成田入りします、渋谷のエクセルホテルからびゅーん。時間の微調整がしにくいのが難点なんだけど、早く着いちゃって空港でぶらぶらするのも嫌いじゃないので。

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 突然思い出した曲。この「プレイボーイプレイガール」って曲は、その昔、少年頭脳カトリっていうしょーもないバラエティ番組のエンディングに使われていて、それで初めてピチカートファイブという名前を認識したんですけど。洒脱でスキよ、むしろうちなんかの年代には新しく聞こえるんじゃないかなとすら思う。