朝のたわごと


 


 今日は早起き出社。だれもいない空間の方が確実にはかどるタイプなので、本当は毎日でも朝方で仕事したいところなんだけど、寒くて寒くて布団から出れないのが情けない。しかし本当に会社のデスクってやつは非創造的だと思います。将来、家を建てるときには壁が全面ホワイトボードの書斎と、プライベートスタジオをつけるのが夢なり。


 あと自分が企画するときの上手く行くコツって「一人ごとを言いまくる」っていうのがあって。書いて頭を整理するっていうのもひとつ有用なんですけど、うちの場合は、「言葉にしてみて整理する」というのがはまってる気がします。音楽やっているっていうこともあってか、誰かがいようがいまいが、とりあえず話しながら考えると自然とまとまりが良かったり、あとは自分の感情を音で顧みれるので、自分の中で何が引っかかってるか、何がすきなのか、何に憤りを感じているのかが分かるのです。そんなん声に出さなくても分かれよ!っていう人もいると思うけど、いやいや自分のことって案外、自分で分かってなかったりするもんです。独り言企画術はオススメ。自分の家でしか出来ないけどw


企画力

企画力


 さっき読み終わった、博報堂ケトルの嶋浩一郎氏流企画術の本。去年末の講演で初めてこの人の考え方に触れたんですけど、好奇心モンスターって感じの人で、ずーっとしゃべってる、いくらでもアイデアが浮かんでくるという印象。この本に、どうやってそのアイデアの培地が耕されているかがサマリーされていて、講義の内容の復習にもなって良かったです。まあ”サマリー”されているといったけど、嶋さんですら日々、アイデア体質向上のためにいろいろなことを新しく習慣として試してはやめ試してはやめで少しずつスタイルをレベルアップさせているのだろうと思う。スタイルそのものが固定化されたら、それはそれでだめなわけで。ルーチンと、そのルーチン自体の進化は、難しいけど両方意識していきたいとこです。来年になったら独り言企画術なんかやめて新しいスタイルになっている、くらいのね笑


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本日の一枚:

ON THE CORNER

ON THE CORNER


1972年、「電化マイルス」の象徴的な一枚。当時のマイルス・デイヴィスはスライ&ザ・ファミリー・ストーンに相当影響されていたといわれていて、ファンク・クラブ要素がゴリゴリに入った当時は衝撃的な問題作だったそうな。シタール、タブラ、バスクラリネットなどのコンボジャズでは普段使われない楽器の使用や、エレクトリックフュージョンのミュージシャンも多数登用して、かなりアバンギャルドでクール。DCPRGとか好きな人は、きわめて近い系譜の一枚だと思います。お酒飲んでトランスしながら聴いたらちょうどいいんじゃない?笑