本屋なんて、行くこと自体に意味がある。
英国ガーディアン紙が「The world's 10 best bookshops」と題して世界の本屋ベスト10を発表してます。中でも個人的に死ぬまでに行ってみたいなと思ったもんをメモメモ。
イギリス・Hatchards
メキシコ・El Péndulo
アルゼンチン・El Ateneo
アメリカ・Secret Headquarters
ポルトガル・Livraria Lello
どの書店も幻想的で、うそのように雰囲気がある。それって書店にとってすんごく重要な要素だと思うんだよ。ぶっちゃけ、欲しい本を短時間で探すのなら、Amazonに分がある。それは間違いないと思う。ただ、本屋に行くことによって、人によっては気分転換になっているだろうし、人によっては自ら求める本とは違う偶然のめぐり合わせみたいなものが店頭であることを期待しているだろうし。うちは本屋っていう場自体が、今後どんどん魅力的になっていかないと、存在意義って怪しいと思うんですよ。電子書籍が日本でも今後、台頭していくシナリオも十分想定されるし、紙の本を売っている本屋自体のビジネスモデルも相当怪しいと思うんです。
そう考えると、もっといろんな本屋があっていいと思うのです。丸善の松丸本舗然り、新宿のブルックリンパーラー然り、「網羅性」ではなく「偏り・個性」の方向に行って欲しいのです個人的には。その本屋にしかない見せ方、レコメンがあったり、店主の偏愛がものすごく出ていたり。利便性とは必ずしも一致しない方向に行って欲しいんだよね。近いから行く、でかいから行くではない、その本屋にこそいく理由をもった本屋。本を読むという行為はうちにとっては「最も手軽な、未知との遭遇」だから、その場としての本屋には、もっともっとステキなことができるはず。入場料取れるくらいの本屋とか、だれかやりませんか一緒に?笑
そんなことを、世界の本屋さんから思ったとさ。
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本日の一枚:
- アーティスト: Sadao Watanabe
- 出版社/メーカー: Imports
- 発売日: 2003/11/25
- メディア: CD
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なんか久々にボナさんのベースを聞いて、ああやっぱり土の香りがする、全然違うと思ったとさ。アーシーというのはこういうことを言うのかも知れない。なんか落ち着いた。