教養とはなんぞや。


 「大人の教養&マナー」、むちゃくちゃ自信ないですね。特にマナーなんかもうそれはそれは・・・w ってのは置いといて。付録でついていた「1年間で52の課題に挑む」っていう小冊子が中々興味深い。それを今年1年のクリアするべき目標にしてトライしていけば、おのずと我が身に教養が身に付く、とまあそういうこと。挙げて見ましょうか。

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1.懐石料理の店で食べる
2.濃茶とお菓子を食べる
3.落語を聴きに行く
4.歌舞伎を観にいく
5.文楽を観にいく
6.友人とシェークスピアの演劇を観にいく
7.「ハムレット」を読む
8.ワインショップでワインを買う
9.日本庭園を訪ねる
10.人をもてなし、「今日は楽しかった、ありがとう」と言わせる
11.黒澤明の映画を観る
12.小津安二郎の映画を観る
13.チャップリンの映画を観る
14.ヒッチコックの映画を観る
15.「三時間で分かるクラシック音楽入門」(中川右介著)を読む
16.オーケストラの演奏を聴きに行く
17.フルトヴェングラーの第九を聴く
18.オペラを鑑賞する
19.風呂敷で物を包む
20.「日本の歴史を読み直す」(網野善彦著)を読む
21.俳句や短歌を詠む
22.「カラマーゾフの兄弟」を読む
23.専門店で食器を買う
24.「論語」を読む
25.着物を着て街に出る
26.「古事記」を読む
27.祭りを見に行く
28.「徒然草」を読む
29.地元の歴史資料館に行く
30.「源氏物語」を読む
31.「悲しき熱帯」(レヴィ・ストロース著)を読む
32.裁判を傍聴する
33.「方法序説」(デカルト著)を読む
34.毛筆で手紙を書く
35.「資本主義と自由」(ミルトン・フリードマン著)を読む
36.絵画を買う
37.「陰翳礼讃」(谷崎潤一郎著)を読む
38.土鍋でご飯を炊く
39.「イスラーム文化」(井筒俊彦著)を読む
40.「ブッダの言葉」(スッタニパータ著)を読む
41.「ガリア戦記」(カエサル著)を読む
42.ジャズの生演奏を聴く
43.「坂の上の雲」(司馬遼太郎)を読む
44.「つぎはぎだらけの脳と心」(デイビッド・J・リンデン著)を読む
45.「宇宙を織りなすもの」(ブライアン・グリーン著)を読む
46.「二重らせん」(ジェームス・D・ワトソン)を読む
47.「新訳 君主論」(マキャベリ著)を読む
48.「20世紀 日本の経済人」を読む
49.「プロフェッショナルの条件」(ドラッカー著)を読む
50.「ザ・フィフティーズ」(ハルバースタム著)を読む
51.「スミス都に行く」を観る
52.中国人の知人を作る
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 ふーむ。52っていうのは、一週間に一つ達成のイメージってことでしょう。いやー知らないことが沢山ある。。。 これをすべてやればすなわち教養のある人間に成れるとか、やった数だけ教養があるといえるとか、そういう話ではないんだけど。人が経験を作る、だからいろいろな経験をした事がある人間になろう、それが教養があるという状態を指すのだろうと思います。まあ教養欲しいか?って言われても、そんなにぴんとこないけど。ただ、やりたいこととか、興味のあることを、「やりたいんだよねー」で寝かす人と、「あ、それやったことあるよ!」にすぐ変えようとする人と、どちらの人生の方が広がっていくかは明らかだと思います。広がることと幸せなことは必ずしもイコールじゃないけど、でも、やりたいことはやろうって思います切に。そんな2010年。