今月の食べた 〜4月〜

 

 今月はちょっと、いいもの食いすぎた月でした・・・ 反省も込めて。


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・恵比寿焼肉チャンピオン 焼肉  ☆5
・恵比寿【バル恵比寿】 スペインバル ☆4
溜池山王オーキッドルーム(ホテルオークラ) フレンチトースト  ☆4
・代官山【クラブSASA】 ハンバーガー  ☆4
・中目黒【鳥小屋】 居酒屋 ☆3
・乃木坂【ボタニカ】 イタリアン  ☆5
・北新地【がるぼ】 お好み焼き  ☆3
・六本木六本木農園】 オーガニック  ☆4
・代官山【アロハテーブル】 ハワイアン  ☆3
・六本木【きだんち鉄板焼き・お好み焼き  ☆4
・北新地【香川】 うどん  ☆4


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 アイコニックなお店が多いっすね。コンセプチュアルというか。食べに行くこと自体が企画になってたようなものが多かったので、楽しい月でした♪ 特にアイコニックだった3つを紹介。


焼肉チャンピオン 恵比寿本店

食べログ 焼肉チャンピオン 恵比寿本店


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 どこも旨かったし、未知との遭遇度】が高かった笑 都内随一の焼肉と、世界一のフレンチトーストと、前代未聞の甘さの野菜と。どこもオススメ。


 来月は、来月こそは、自炊率を高く生きて生きたいです・・・笑

今月の観た読んだ 〜4月〜

 4月も終わって、昨日コートをクリーニングに出した。また次の冬まで、っていうあの情緒は四季のある国独特なのかも知れないね。そこまで大掛かりな衣替えするほど服を持っていないからこそ、象徴的なアイテムがワードローブの奥に入っていくと、次の季節へーっていう、気持ちのスイッチになる、そんな空。


 なに見たっけ、なに読んだっけ、4月。


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【観た映画】


aginさんの本棚
2011年04月
アイテム数:4
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 少なめですね。そういえば今月頭にPS3&トルネを導入したんですよね。で、今までTV番組を録画して見るということがありえなかった生活に、録画視聴が入ってきちゃった。さぞTV観る時間が増えるかなと思ってたんですけど、逆に減ったんですよね。WBSとカンブリア宮殿がっちりマンデー情熱大陸ディープピープル世界ふしぎ発見、王様のブランチなどなどを毎週・毎日リピートで録画して、1.5倍速再生で家にいる間まとめてザッピングするという、完全に「情報」としてTVを割り切るようになった。お願いランキングとか、まったく観なくなったんですよ。その上で、じゃあ映画って何よっていうと、自分の中での立ち居地が際立ってきた気がします。誰にも何にも邪魔されずにウットリする時間、とでもいいましょうか、気持ち悪いですか笑 でもそういう、日常からの解脱なんですよ。別の人生の疑似体験っていうか。


 そういう意味では、カサブランカはやっぱり良かった。観なくては観なくてはとずっと思っててやっと観たんですけど、古典的名作を見ることで、それ以降の映画や物語、もっと言っちゃうと社会の価値観の典型みたいなものにそれがどうコンテキストを引いているのかがちょっとずつ分かってくる。自分がすごいと思っていた自分の時代のものも、本当にエポックメイキングだったのはもっともっと昔の別に名作だったりすることは、ザラどころか、そのほうが多いんじゃないかと。「アイデアは無から産出されるものではなく、既存のアイデアの組み合わせでしかない」とは、ジェームス・W・ヤングの名言ですけど、映画も一緒なんだよね。


 GWは古典をたくさん観ようと思う。時代を超えることの強さ・時代のフルイにかけられてもなお生き残ったものの、普遍的人間的カタルシスは何なのか。いいエッセンスがもらえるなあというのが、4月の大発見でした。




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【読んだ本】

bittersさんの本棚
2011年04月
アイテム数:6
広告小学校―CMづくりで、「伝える」を学ぼう。
電通「広告小学校」事務局
読了日:04月05日
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オンリーワンは創意である (文春新書)
町田 勝彦
読了日:04月13日
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書いて生きていく プロ文章論
上阪 徹
読了日:04月15日
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思考の整理学 (ちくま文庫)
外山 滋比古
読了日:04月22日
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 出張が多くて、さぞ本が移動中に進むだろうなあと思ってたんですけど、自分は車窓があるとそれを観てしまうというか、動いているものに目がとらわれるという、子供か猫かっつー習性を改めて自覚した。ずーーーーーーっと風景見てられちゃうんですよね。そしてその間、なんにも考えてない。あ、あれです、回っている洗濯機とかもずーーーーっと見てられちゃう。


 何にも考えてない時間がないとダメになる、ぼーっと人間なんだってことは自覚してたんですけど、社会人になってからボーっとが欠乏しがちでね。新幹線に乗って風景が流れているのをひったすら見れちゃう自分に吃驚しつつも、納得してました。あれはあれで、間違ってない時間の使い方。


 というわけで本も大して読んでないw までもクリティカルな示唆をいただいた本にヒットする率が高い月だったと思うので、発見が多くて嬉しかった。読書の勝負はやはりスキマ時間なんで、ボーっとすることも大事にしつつ、本は読んでいこっと。読みたいほうが積み重なっているので。。。


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 どんな古典映画みたらいいか迷ったときに読んだいい特集。あくまでも賞特集ではあるが↓↓


Cut (カット) 2011年 04月号 [雑誌]

Cut (カット) 2011年 04月号 [雑誌]

皆が右というのならば喜んで左と答えよう。



 齢26歳、先日初めて気づいたことがあって。人に本を貸したときにその本にうちが赤線引いたりしてたわけです。そしたらその赤線がおかしいっていうじゃありませんか。縦書きの文章に線を引くときには、文章の【右側】に引くものだが、君は左に引いていて、それがおかしいと。なんということでしょうか、金輪際世の中みんなが左側に引いてると信じて疑ってなかった、というかそんなこと考えもしなかったというのに!


 納得いかない。だってこの縦書きの文章を首を右側に90°折ってみてみると横書きっぽくなるわけじゃないですか、読み進む目線の方向的にも段組的にも。そう考えると、横書きにおける線っていうのは「下線」っていうくらいで、文章の下にくるわけです。それだったら、縦書きでも何となく、左側っぽくないですかね。右側だとなんつーか、文字列の上に線を引いているような気がしてしまって、なにこれ違和感。


 もういいですよイマサラ直す気にならないし、ずっとこれでいくんだろうなあ自分。。。 でも世の中とは違う方向を自分が向いているということに気づいたという、驚愕と焦燥と諦めでした。


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 本日の一曲:


 いや、まあ、ただ左利きってだけですけど。しっかし、かっこいいなあ。かっとんでる。俺は俺だー文句あるかあああっていう覇気がにじみ出ている。だから俺も左側に線引き続けます。おらあ。

六本木農園に行って来ました。

 

 先日、六本木の”農業実験レストラン”【六本木農園】に見学がてらメシを食いに行きました。with 会社の同僚。とりあえず、想像していたよりもかなりおいしくて吃驚した!例えば肉って、ぶっちゃけ肉であるだけである程度うめー!って言って食べられると思うんだけど、野菜ってまずいと本当にまずいじゃないですか・・・笑 だから旨い野菜っていうのは旨い肉よりも下手したら感動は大きいかもなって食べながら思ったわけです。これが一番の気づき。



 全部旨そうで注文にて優柔不断が爆発した一同。結局こんなん頼みました。↓↓↓


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 フルーツビネガーカクテル。これはイチゴ。イチゴビネガーとか初めてだったんですけど。美味なり。他にもリンゴ、キウイ、パイナップル、ライム、ラズベリーなどなど・・・ ドリンクから有機栽培フルーツふんだん使いで、コンセプチュアルでしかも美味しい出だしでした。女性陣に特に大ヒットしてました笑

    1. +



 前菜はウェルカムベジタブルを、エゴママヨネーズか奄美塩か赤味噌につけてバリバリ食す。どの野菜も、甘いのよ。そして土の香りがする。うちは茨城で育った時期があって、芋ほりとか土遊びとか散々しながら育ったので、土の香り・味が懐かしくて懐かしくて。ミネラルの匂いなんだと個人的に勝手に思っているんですけど、それが濃くて、本当に旨かったなあ。

    1. +



 長命草の天麩羅。沖縄の八重山諸島原産のセリ科の草で、ほうれん草などの緑黄色野菜を上回る栄養素、ベータカロチンやビタミンA・B2・B6・C・Eを含み、食物繊維、鉄分、カルシウム、マグネシウムも含まれています。一株食べれば一日寿命が延びるという言い伝えあり。ってまあそんな理屈はおいといて、これも苦旨でした。

 

    1. +



 新玉葱と苺のすり流し。これは変化球でした。玉葱と苺ですり流し、甘くて美味しい。上に乗っている緑は花山葵で甘鯛を添えて。上品。

    1. +



 春取れアスパラのベーコン肉巻き。アスパラの歯ごたえが未知。かなり驚いた一品。

    1. +


 
 大和芋ときのこのチヂミ。これも今まで食べたこと無かった食感でした。きのこが美味しいのねこれまた。にんにく醤油をかけて。

    1. +




 春野菜の辛味噌みぞれ鍋。鍋には鶏モモとビッグなめこと高野豆腐。それに春野菜をしゃぶしゃぶしていただくという、野菜がメインのストイックなお鍋。って思っていたんですが、だし汁のうまみと鶏の香り、野菜本体の味の濃さと、想像よりもはるかにリッチな味わいなんですよこれが。野菜の美味しさの意表をつかれ、あっという間に完食。

    1. +



 〆には筍と桜鯛の炊き込みご飯。やさしい旨さ。筍が柔らかくて甘くて旨かった♪


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 というわけで、大満足の野菜尽くしでした。こんなに肉が献立に出てこなくても食事って満足できるんだーっていうのが自分的には大発見。季節のものを、土に基づいて育て、そのうまみが活きる形で調理して食べる。昔の人はなんとも思わずにやっていたことかも知れないけど、グローバルでインスタントな食文化が日本でも享受できるように成り切った今、再評価するべきは野菜食なのかも知れないなあと、理屈じゃなくて舌で思った。やっぱり体感学習が一番だわ。



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 この六本木農園というお店、NPO法人【農家のこせがれネットワーク】が企画運営しています。このこせがれネットワークとは、実家が農業を営んでいる若者が、都会に出てきて培ったビジネススキル・IT・人脈など新しいテクノロジーやアイデアを農業に活かしつつ、今までになかった新しい農業ビジネスのあり方を模索している集まり。目標は、農業が【3K=かっこよく・感動があって・稼げる】職業として、子供の夢にあがるような地位になること、だそうです。他にも、六本木アークヒルズの【ヒルズマルシェ】や、農家の方から直接野菜を購入することができるサービス【マイファーマー】など、農業の新しいマネタイズモデルを実験しながら探しています。


【NPO法人農家のこせがれネットワーク】

【ヒルズマルシェinアークヒルズ】

【マイファーマー】



 六本木農園でも、その場での野菜の栽培はもちろん、塩糀作りや堆肥作りなどの一般開放型のワークショップを実施しており、都会のど真ん中である六本木であえてやるべき、農業と生活の新しい共存の形をちょっと垣間見た気がします。


 このたびの地震原発事故で、食における日本ブランドの地位が失墜してしまったことは正直否めないと思う。でも、やっぱり我々日本に暮らす人間はさ、日本の食べ物が体質に合ってるし、美味しいと感じると思うんです。海外旅行でも一番最初にやられるのは舌と胃だっていう人も少なくないと思うし。エントランスに張られていた福島・茨城の生産者からのメッセージと、彼らから仕入れた野菜をこんなにも美味しい形で堂々と提供する六本木農園。カッコイイし、頭が下がるよ。


 夏ごろにまたメニューがリニューアルされるそうなので、また行こう。



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 あと来週、【NIT tokyo vol.8 〜キッチンを料理する〜】に参加して、六本木農園のプロデューサーである、株式会社umariの古田秘馬氏の話が聞けるので、この企画の裏側とか目指す未来などの詳しい話が聞けたらと思います。またレポートしようと思いますのでお楽しみに。


NIT tokyo vol.8 【キッチンを料理する】

 
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本日の一曲:


 Stuffって結構好きなバンドなんだけど、うちだけか知らないけど、ファーマーな印象なんですよ。広い農場で耕運機が走っている感じ。耕している感じっていうんでしょうか。土臭いグルーブと、どっこいしょな感じのフレーズ、メロディーが、イナタくて好き。

書くことと、祈ること

書いて生きていく プロ文章論

書いて生きていく プロ文章論



 先日読み終わった本と、そこで思ったことを。【書いて生きていく 〜プロ文章論〜】(上阪徹著・2010.12月初版)を先日読みきった。著者はアパレル会社からリクルートグループと職歴を重ねた後、フリーのライターとして生計を立てている方で、【プロ論】をはじめとする経営・金融・ベンチャーなどを主なテーマに取り上げることが多い。そんな彼が、彼のこれまでの経験やそこで感じた「文章を書いて生きていくための秘訣・ポイント」をまとめたのがこの一冊。いわゆる文章術に留まらず、原稿の元になるインタビュー取材や、さらに上位の「そもそもどうやって文章で食べていくか。」についてまで、包括的にまとめられていて、今まで分かったつもりになっていた「ライターという職業」について具体的にイメージできるようになったという意味で自分にとっては意味深い一冊でした。個人的にメモしたのは以下のポイント↓↓↓



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〜ライティング編〜


・なるべく形容詞を使わない。
数字や事実、具体をしっかりと書くことによって、説得力や伝わる濃さが増す。


・どう書くか、よりも「何を書くか」のほうがはるかに大切で重要
そのためには、読み手を意識すること。そしてその人にどんなことを思ってもらうのか、文章の目的を意識すること。特定のだれか、を読み手の代表としてイメージしてしまったほうが分かり易い。


・読み手が知りたいと思っていることをイメージする
読み手におもしろいと思ってもらうには、可能な限り読み手のことが分かっていないといけない。仮に読み手が自分よりも若い世代であったとしても、自分がそのくらいの年頃のときどうだったかを思い出す。徹底的に、読み手が知りたいことを想像する。その姿勢が大事。


・その文章は読んでいて、読み手になにか発見があるか?
読者がおそらく持っているであろうイメージや知識をなんとなく把握できているか=【相場観】があるか、がとても重要。そしてそれを上回ったり、意表をついたりするような内容を類推する。読者を意外な事実によって挑発することが魅力になる。


・書いた後、自分で読み返しているか?
自分の文章には、自分ならではのリズムが存在しているはず。フィードバックして、ブラッシュアップしていくことによって、自分ならではのリズム≒文体が出来ていく。読み返す前に、一日くらい寝かせるとなお良し。


・自分だけの「これだけは」をもっているか?
譲れない自分ルール。たとえば「言葉の繰り返しはしない」「タイトルにこだわる」などなど・・・自分の文体を創っていく上で非常に重要。こだわりポイント。



〜インタビュー編〜


・事前にインタビュー相手について調べる
その人自身の事実を自分が理解しておくことも重要だが、それに加えて、その人が世の中からどう見られているのか、想定読者からどう思われているのかを掴んでおく。すると、ターゲットがその人に関して求める、面白いインタビューが書きやすくなる。


・インタビュー相手の特徴を早めに見極める
多くの人は、ツッコミを入れられるのがすきか、嫌いかに分かれる。それだけでも早めにつかんでおけば、インタビューが楽に進められる。


・きちんと会話をしよう。
メモ取りに集中して相手の顔を全く見ないのはNG。インタビューは「会話」である。沈黙は基本的に避けたいがそれでも自分の言葉でキャッチボールをするのがつらいときは、読者の言葉にしてしまう。「〜〜ということがきっと読者の方々は知りたいと思うのですが。」と聞く。不思議なことにその枕詞で質問を考えると、結構思いつく。


・原稿を作ることを考えて、インタビューをする
どんな原稿に仕上げるか、構成はどうするか、そもそも誰が読むのか・・・原稿作成から逆算する回路を活かしながらインタビューをする。一番意識したポイントは「差別化」 この人しかいえないこと、まだ誰も聞いていないことを意識。そのためには、「何が面白いことなのか見極めること」が大前提。それには「読み手意識」がさらに大前提。


・ご縁を大切にしているか?
「文章を書く」ことはコミュニケーション上、とても普遍的で誰もがやることだからこそ、どの縁がどこで繋がって仕事になるのかは、全くわからない。だからこそ、いろんな人との縁をおろそかにせずに、大事に、謙虚に、丁寧に人と接する。加えて、いろんな場で、「自分が今どんな仕事をしているのか」をちゃんと毎回伝える。ライターであることを表明し続ける。


・業界以外の人と会っているか?
外のまったく違う仕事をしている人たちにこそ、ぜひ自分の仕事について知ってもらったほうがいい。仕事が広がるうえでもっとも大きな威力を発揮するのは、何よりも「紹介」。売り込んでしまっては、「売り込む側」「売り込まれる側」にはじめからなってしまう。すでに上下の関係。対等にひとつのものを共に創っていくくらいのパートナー的な関係性のほうが、良い仕事が気持ちよく出来るはず。


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 ひとつひとつのポイントは、いざ文字にしてみると、大したことない風に見えるんだよね。それは著者自身も本文中で記述しています。でもこれらを抜け漏れなく、きっちりと誠実に文章に込めていくことが、いかに大変なことか。いかに地味でストイックなことか。【文章を書く】という行為それ自体は何も特別なことではないと思うし、ライターを生業にしたとしてもそれは変わらないと思う。ただ、ほんの少しずつの気遣い・ポリシー・クオリティへの探究心を、少しずつ少しずつ積み重ねて、日々書いていく。そのルーチンの大切を、長年のキャリアを持つ著者が自分の言葉でつむいでいることが、この本を読んでの一番の収穫でした。


 プロフェッショナルって、結構そうなんだろうなあと。特別な、秘伝の技ももちろんあるのだろうけど、もっともっと大事なことは、当たり前のことをひたすら続けること。才能とかセンスとか人脈以上に、それが重要。


 全体を通じて著者がぶれずに大事にしているポイントに「読者ゼッタイ主義」があるかと。その文章の価値は、読者が決める。書きたいことを書きたいように書くことも文章の愉しみではあると思うし、図らずもそういった文章を第三者が読んだときに発見や喜びがあることだってもちろん、往々にしてある。ただ、必ずしも自分の人生そのもの以外を題材にした職業ライターとして書いて食べていくことを考えると、それじゃお金くれないんですよね。タレントがエッセイ出すのとはわけが違う。それはすでにタレント本人の人生に対する興味関心がある程度の価値を生む土台になっているからお金になるわけで。そうでない場合は、読み手に読まれて、何かプラスになる感情をそこに引き出せてはじめて「読んでよかった〜」ってなると思うのです。


 BRUTUS【糸井重里特集号】で紹介されていた印象深い言葉に、「生産は消費で完成する」というのがあったのを思います。文章も一緒ね。ライターの作品はその文章それ自体ではなく、「それを読んだときに読んだ人に起こる感情の揺れ動きや、実際の行動・活動の変化、さらには人生そのものの好転」なんですね。それが書き手の作品。おこがましく聞こえるかも知れませんが、そこまで書ききってこその職業ライターなんだろう。文章は読まれて初めて完成する。と。


 一見、地味で地道な心遣いを積み重ねることで、読み手の人生を少しだけでも好転させる。そう考えると、書くことは、ちょっと祈りみたいなものかなと個人的に思って、ますます「書く」ということが前向きで好きになれてよかった一冊。でもこのブログでの記事は、内向的なままでいこうと思いますー位置づけが違うからね。でもどっかで、お金取るつもりで書く仕事が出来たらなあと思います。ちょっとアクションしていってみよう。



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 【Shape of my heart】

 この曲も、個人的には祈りに近いものを感じます。音楽も、そういう意味では上で書いた文章のコツと一緒なんだよね。【伝える】ことは、デバイスは違えど、深いところですべからく共通していると思います。祈り、っていうのもずいぶん偏った解釈かも知れないけど。

知り合いと知り合いを知り合わせるのは面白い。


 先週土曜日のセッション。大学時代のサークル仲間をベースにしながらも、個人的なつながりの中からいろんなバンドマンを召集してみたら面白いことになった笑 うちはAさんもBさんももちろん知り合いなんだけど、AさんとBさんが同時に同じ空間にいて話している様はなんだか面白い、っていうやつです。いっぱい集まってもらえて感謝感謝。

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 社会人2年目に通っていたnp広告学校から参戦。




 こちらはいつものサークルの面々ですね。




 こんな人たちにも来てもらった笑 東京企画構想学舎つながり。河尻さんのボントロケースには谷啓さんのサイン!


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 やっぱりいろんな人を呼んではじめましてがたくさんのセッションにしていったほうがマンネリにならないし、何より面白いね。音楽、殊にセッションは化学反応を楽しんでナンボやと思いますんで、これからもいろいろお声がけしてオープンにやっていこうと思います。ただそのときになんらかの秩序は必要やと感じたんで、それは仕切りをやってるうちが何かルールなりアイデアを考えて次回に挑めたらなあなんて思います。取り急ぎホーンとボーカルをもっと呼びたいっすね。


 音楽に倦んでいて、興味がある方は是非お声がけくださーい。セッション経験浅くてもOKですので♪


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今日の一曲:

 


 セッションでやった曲のひとつ。こんなに感じよくできませんでしたけどwww 個人もそうだし、この集まり全体としてのセッションレベルは徐々に向上させて行きたいですね。やっぱTipsを作ってアップしたほうがいいんだろうな。やりますやります。

2011年04月18日のツイート